
今週のWWDCで、AppleはAirPods Proユーザー向けに「会話ブースト」や「周囲のノイズ低減」など、いくつかの新機能を発表しました。Appleは今回、これらの機能のテスト用に、AirPods Proファームウェアの開発者向けベータ版を初めて提供すると発表しました。
Appleは、Apple Developer Beta Software Downloadsのウェブページの細則でこの発表を行いました。この情報はMacRumorsによって最初に発見されました。Appleは次のように述べています。
Apple Developer Programメンバー向けのAirPods Proプレリリースファームウェアは、後日公開予定です。これにより、iOSおよびmacOS上でAirPods向けの機能開発が可能になるほか、Conversation Boost(ビームフォーミング)やAmbient Noise Reduction(ノイズ抑制)などの新機能も利用可能になります。
AirPodsの最初のベータファームウェアが開発者向けに公開される時期は未定ですが、Appleが同社のヘッドフォンのベータソフトウェアをリリースするのは今回が初めてとなります。Appleのウェブサイトに掲載されているメッセージではAirPods Proについてのみ言及されているため、AirPodsとAirPods Maxにもベータファームウェアが提供されるかどうかは不明です。
AppleはAirPodsのファームウェアの新バージョンを一般公開していますが、手動でファームウェアをアップデートすることはできません。そのため、ユーザーはAirPodsをペアリング済みのiPhoneにBluetooth接続した際にアップデートがインストールされることを祈りながら、ただ待つしかありません。AppleがAirPodsファームウェアの開発者向けベータ版をリリースする予定であれば、ファームウェアアップデートを手動でインストールする方法も計画している可能性があります。
今秋のソフトウェアアップデートでAirPodsに追加される新機能には、目の前にいる人の音声を集中させる「会話ブースト」が含まれます。また、iOS 15ベータ1で既に利用可能な「通知をアナウンス」機能もAirPodsに追加されます。
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